ご受講者様からの質問

菊池先生からの回答


 

母親はカフェインを避けるべきとの趣旨をセミナーで見ましたが、昼間はコーヒーを飲んでも大丈夫でしょうか?

 

 

授乳中は控えた方がいいのですが、昼間に1杯飲む程度は大丈夫ですよ。



10ヶ月の息子です。夜泣きも3〜4回あります。

感覚過敏がある様子で、少し発達もゆっくりな状態です。

小児科にかかった方がいいとセミナーでおっしゃっていましたが、小児科ではどのようなアプローチをしてもらうといいのでしょうか。

 

「乳幼児の眠りを育てる12箇条*」で現在の状況を点検するとともに、

睡眠日誌をつけて、夜泣きのひどさを目で見えるかたちにして小児科医に辛さを理解してもらいましょう。

睡眠日誌は

https://www.hwc.or.jp/hospital/shinryo/jushin/#kodomo

からダウンロードできます。

また、赤ちゃんに使用できる、眠りやすくする薬が一時期必要な場合があります。小児科医に相談してください。

次に、気になる特性は、年齢とともに変化します。定期的に小児科医に相談してください。

母子健康手帳に記載の健康診査の時期、9~10か月児、1歳児、1歳6か月児が受診の目安です。市町村の健診の場を利用しても良いです。

 

*「乳幼児の眠りを育てる12箇条」は、ほっこりAIの「睡眠チェック」から見ることが出来ます。 



1歳1か月ですが、夜中急に泣き叫ぶように起き、その後は布団に戻せないくらいぐずります。

泣いてはいても涙が出てないのですが、

夜驚症(やきょうしょう)の可能性を考えたほうがよいのでしょうか?

 

夜驚症を考えたほうがいいかもしれませんね。

かかりつけの小児科医に相談してみてはいかがでしょうか

 



就寝時にyoutubeなどで眠れる音楽を聞かせているのですが、あまり良くないのでしょうか?

音楽をかけて眠れている状態です。(1歳2か月)

 

寝る前の決まり事として音楽は良いと思います。

穏やかなゆったりとしたテンポの曲がよいでしょうね。

昔、母親は子守唄で赤ちゃんを眠らせていました。

子守唄をお母さんの声で録音して聞かせるのも良いかもしれません。



理想的な寝かしつけの仕方などはありますか?

現在は昼寝は音楽をかけながらおんぶ、夜中は夫が抱っこひもで抱っこしてなんとかねていますが、すぐに起きてしまいます。(1才1か月)

 

おんぶや抱っこしてでないと眠れない赤ちゃんは、眠るのが上手でない体質をもっている可能性が高いです。

小児科で相談してください。



 11か月の息子がいます。

週4くらいの頻度で夜中に布団から抜け出し、

一人で座っていることがあります。

泣きもせず静かに座っているんです。

電気をつけずに「寝るんだよ~」とささやいて布団に入れるようにしていますが、良い方法があれば教えてください。

 

11か月の赤ちゃんの眠りは不安定です。

お尋ねのようなことはよく相談をうけます。

現在されている方法で再び眠ってくれるならば、それを続けてください。

年齢とともに眠りの質が変化して、いつか消えてしまいます。



11か月です。

現在、抱っこ授乳での寝かしつけに頼っています。

20時半に寝かしつけても、22時半に起き、23時半に起き01時半に起き・・ととても安定した眠りとはいえません。

現在育てているのは三男ですが、長男、次男の時になるべく抱っこしないで、授乳しないで寝かしつけを行おうとして1週間以上30分おきに一時間以上ギャン泣きで親が疲れ果てて元に戻った経験があり、なかなかもう一度チャレンジするのに踏み切れません。

夜の寝かしつけどうしたらいいのでしょうか。もはややり方がわかりません。

 

お母さん・ご家族が愛情込めて優しく適切に対応しても、眠るのが上手でない体質の赤ちゃんは眠たくても眠れずに泣いてしまいます。

お兄ちゃんたちも同じであったようですので、眠るのが上手でない体質が疑われます。

赤ちゃんに利用できる眠りやすくする薬が必要かもしれません。

小児科医に相談してください。



家族からの協力が得られず、夜間断乳を失敗したりで辛い思い出ばかりでしたが、3歳になる直前頃に卒乳できました。

ご説明にあったようなプロセスを辿れなかったのですが、規則正しい生活や睡眠時間を長く保つ工夫は、これからはどのようにいたしたらよろしいでしょうか?(3歳11か月)

まず、朝の起床時刻を定めて、中学卒業まで守ることを勧めます。

次に、望ましい夜間睡眠時間(就学前は10~11時間、小学4年生までは10時間、中学校は9時間)の確保のために、就寝時刻を定めます。

そして、食事・おやつ・入浴の時刻も毎日ほぼ同じにすることを勧めます。

それらの時刻がズレても1時間程度であるよう(2時間以上にならないよう)にしてください。

そのような生活の中で、昼間はしっかり遊んで体を動かすことです。

 



 

☆夜泣きに悩んでいる子育てパパママへ☆

 

菊池清先生の著書の子どもも親もぐっすり眠れる!

「夜泣きが止まる本」についてはこちら

https://fuumeisha.co.jp/2020/07/22/2555/